sorachinoのブログ

BLやラノベ、少女漫画、ロマンス小説、ミステリ小説、アニメ、ドラマ等のジャンルごった煮読書感想ブログ。お気に入り作品には★タグをつけています。ネタバレ多数、ご注意ください。コメント大歓迎です。不定期更新。

2009-01-01から1年間の記事一覧

春原いずみ 『真夜中に歌うアリア』

攻めは名高いテノール歌手、受けはソプラニスタの音大生。読んでる間は、全てを思うがままにする古典的なスーパー攻め様と、それに心酔し従順で大人しい受けという関係性のまま終わってしまうのかなと思っていたんですが、良い意味で予想を裏切られるラスト…

榎田尤利 『犬ほど素敵な商売はない』

デートクラブ所属の受けが犬、派遣先の客である攻めが御主人様となり、ごっこ遊びをする、というお話。閉じられた世界はどこか奇妙で歪んでいるけれど、そこに流れる空気は穏やかで、むしろ甘美ですらあります。すっごい萌えましたよ、この作品。

鹿乃しうこ  『Punch↑②』

建築家×型枠工のお話の第2弾。二人の心の結びつきが強まっていく様子がわかりますし、受けが攻めと出逢ったことによってとても幸せそうになっていたので萌えました。受けの初恋の人へのよろめきと攻めの嫉妬も、なんかこう凄くあ〜恋愛物を読んだなぁ!とい…

藤たまき 『遊覧船』

小説家×船着場の売店のアルバイトのお話。この『遊覧船』、乙女心をくすぐられるというか、なんだか凄く胸がキュンキュンする作品でした。漂う雰囲気は優しく、台詞もセンシティブでどこか切なさがあるし、受けも攻めも可愛いです。ギャグシーンも微笑ましく…

少女時代、読んでいた小説家さんを羅列してみる

何をもって少女小説と呼ぶか、何をもってライトノベルと呼ぶかは人によって違うでしょうし私自身厳密には定義できないんですが、それはそれとして、少女小説やあるいはライトノベルと呼ばれるであろうものを小学生〜中学生時代の私は好んで読んでいました。 …

今市子 『幻月楼奇譚』 1巻

昭和初期、老舗味噌屋の若旦那と吉原の幇間という渋い職業の二人の、ちょっとホラー風味なストーリー。レトロで艶めかしい雰囲気が素敵です。客と幇間というだけの関係では無いけれど、恋人同士まではいっていない微妙な関係を楽しむのがこの作品の醍醐味な…

藤たまき 『アタ』

面白かったです。受けと攻めは幼馴染で兄弟のように1つの屋根の下で一緒に生い育ってきた二人。攻めは私立高校2年生、受けは一つ年下の書店員です。表紙や背景の繊細な美しさ、そして真っ向勝負の三角関係を堪能できる作品です。

松岡なつき 『センター・コート』 全3巻

米国人×日本人のプロテニス選手同士のお話。この作品、大好きです!二人が親密になっていく様子が丁寧に描かれている上、スポ根モノや受けのシンデレラストーリー、攻めのトラウマ克服&スランプ脱出物語としても面白かったです。

吟鳥子 『一人の王にさしあげる玩具』

5つの作品が収録された短編集です。どれも優しい御伽噺を聞いた後のような、柔らかい読後感のある作品ばかりでした。特に『一人の王にさしあげる玩具』『ある幸福な人の噺』が好きです。

はじめに

このブログについて BL、少女漫画、少女小説、ハーレクイン等のロマンス小説、ラノベ、百合、などを中心とした読書感想記録です。 タグについて ★ 既読作品のうち、特に「好き!」「大好き!」「萌えた!」「感動した!」「面白い!」「楽しい!」と強く思っ…