sorachinoのブログ

BLやラノベ、少女漫画、ロマンス小説、ミステリ小説、アニメ、ドラマ等のジャンルごった煮読書感想ブログ。お気に入り作品には★タグをつけています。ネタバレ多数、ご注意ください。コメント大歓迎です。不定期更新。

ラノベ

縞田理理 『モンスターズ・イン・パラダイス』 全3巻

このお話は世界観がとてもファンタジックで魅力的です。 何気なくポクポクと道を歩いるセントールとすれ違ったり、食事の席でヴァンピールと隣り合ったり、スフィンクスとエレベーターに一緒に乗ったり、という生活を想像すると凄くワクワクするなぁ。いや、…

志麻友紀 『天狐来々』

ライトなノリなのでさらっと軽く読めます。人間として生きていた千年余りの間ありとあらゆる職業についた経験があるため、神界で生きるようになってからも事あるごとに昔取った杵柄を披露してしまう、という主人公の行動パターンはユニークでした。ただ、悪…

高遠砂夜 『姫君と婚約者』シリーズ

なんといってもキャラクターがとても魅力的!アリィシアが明るくて元気いっぱいでパワフルなのに対して、無口で無表情で無愛想で偏屈で根暗なガルディアの組み合わせも面白かったです。そして、ガルディアの分身のような存在が次々と登場し、アリィシアが彼…

桑原水菜 『赤の神紋』

小説家兼劇作家と舞台役者の物語。とにかく筆致が暑苦しい!でもその暑苦しさがクセになる!勝者と敗者、天才への劣等感と憧憬、凡人であるがゆえの苦悩、自ら模倣者になってしまった恥辱など、作家の連城をはじめとした登場人物達の生々しい感情が溢れてい…

真瀬もと 『薔薇の密書 アヴァンチュール1606』

謎めいた黒衣の代訴人ダニエル・ロシェが凄かった。彼はヴァチカンの依頼を受けて水面下で動き回り表舞台には立たない人物なのですが、自身の仕事を果たすために主人公の16歳の少女にもあまり容赦しないところが良いです。慇懃なのにやることは結構えげつな…

須賀しのぶ 『ブラック・ベルベット 1』

ブラック・ベルベット―神が見棄てた土地と黒き聖女 (コバルト文庫)作者: 須賀しのぶ,梶原にき出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/02メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (24件) を見るロキシー、キリ、ファナという三人のタイプの違う女性た…

桑原水菜 『真皓き残響  琵琶島姫』

炎の蜃気楼(ミラージュ) 邂逅編 真皓(ましろ)き残響 琵琶島姫 (コバルト文庫)作者: 桑原水菜,ほたか乱出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (18件) を見る炎の蜃気楼邂逅編の第5弾です。…

三川みり 『銀砂糖師と黒の妖精』 『銀砂糖師と青の公爵』

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精 (角川ビーンズ文庫)作者: 三川みり,あき出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/04/01メディア: 文庫 クリック: 67回この商品を含むブログ (27件) を見るシュガーアップ…

湊ようこ 『氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜』

氷雪王の求婚 ?春にとけゆくものの名は? (コバルト文庫)作者: 湊ようこ,由利子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/10/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (10件) を見る ヒロイン:アイリス・ティティス・ローレリアス(16)…

かわいゆみこ  『夢色十夜』全三巻

舞台は昭和初期。メインキャラクターは弁護士の倉橋千歳と、大学教授兼幻想小説家の鷹司惟顕。このシリーズは漂っている雰囲気がとても素敵です。昭和初期というちょっとレトロでロマン溢れる時代、華族や軍人がまだ存在した時代、幻想譚も違和感無く似合い…

少女時代、読んでいた小説家さんを羅列してみる

何をもって少女小説と呼ぶか、何をもってライトノベルと呼ぶかは人によって違うでしょうし私自身厳密には定義できないんですが、それはそれとして、少女小説やあるいはライトノベルと呼ばれるであろうものを小学生〜中学生時代の私は好んで読んでいました。 …