西烔子 『娚の一生』 全4巻
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タイトルといい表紙といいあらすじといい惹かれるものがあり、本屋で見かけるたびに毎回買おうかどうしようか悩んでいた作品。西烔子さんというと以前落語を取り扱った『兄さんと僕』を読んであまり合わなかった覚えがあり迷っていたのですが、今回思い切って全4巻読んでみました。
面白かった……! 早く読めばよかった!
- 堂薗つぐみ
- 海江田醇
海江田というキャラの魅力
なんといってもこの作品の魅力は、海江田醇というキャラクターだと思います。51歳、老眼鏡、哲学者で大学教授でエッセイスト、スリムな長身。社会的地位も高くインテリでスマートな壮年男性です。スペックだけじゃなくて、醸し出す独特の雰囲気も良いんだよなー。優しすぎず、淡々としているようでいて、情熱的で。飄々とした態度でマイペースにつぐみの日常に割り込んでくるかと思えば、優しすぎず時に突き放したりもするし、踏み込みすぎず包容力も見せつける。そりゃつぐみも惚れるわな。
何気に子供好きなところもポイント高いです。マコトくんに対しての躾が厳しくてちょっと笑ってしまった。ごはんを食べているときにテレビはつけないって結構昔堅気なのね。何食わぬ顔して風船をマコトにあげたり、4巻でつぐみとの間に出来た息子の馨を構い倒してとても可愛がってる様子も微笑ましい。
そして何より関西弁が……!!このキャラの話す関西弁の魅力がやばい。50代のおっさんに萌えてしまった……!
その他
- それにしても、つぐみの容姿が若い。プライベートでの服装もわりと少女じみた格好をしていて、とても30半ばには見えない。
まとめ
大変面白かったです。51歳の男性に萌えるなんて、と読む前は思っていたけれど、問題なく萌えられました。