峰倉かずや 『最遊記RELOAD①』
- 作者: 峰倉かずや
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2002/07/25
- メディア: コミック
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本棚の奥に眠っていた最遊記を久しぶりにひっぱり出してきて、再読です。
うわー懐かしい。この漫画を買ったのはもう10年程前になるでしょうか。当時、中学生時代の仲のいい友達が熱烈な最遊記ファンで彼女から『最遊記』全9巻を貸してもらって読んでいた(というか、布教されたw)ので、続編の『最遊記RELOAD』の1巻は自分で買ったのでした。
この1巻で描かれている幾つかのエピソードの中では、『SNOW DROP』が一番切なくて印象的です。
妖怪の孤児たちを集めて養育している大人の妖怪・耶雲が本当にいいキャラでね……!どうしようもない現実の中で彼の優しさや情の厚さが光るんですよ。結局は誰も幸せにならない悲惨な結末を迎えてしまうんですが、それだけに印象的な良いエピソードでした。
それに、本当に凍えるほど寒そうな景色やいかにも吹雪いていそうな様子がしっかり描かれていて、雪の表現の仕方も手を抜いていなくて凄いなと思いました。
BLではないし主要人物4人の中で恋愛したりという話でもないのですが、この作品にやおい萌えをする人は結構いたんじゃないかなと思います。男性キャラ同士の強い絆が描かれているし、女性キャラはあくまでわき役ばかりだし。
かくいう私も、当時から八戒×悟浄&悟浄×八戒派でありました。つまり、リバ。2人がカップルならどっちが攻めでも受けでも萌えられました。わりと受け攻めはっきりしている方が萌えやすいたちなので、八戒と悟浄ってたぶん私が初めてリバ萌えしたカプだったような記憶があります。
ちなみに私に『最遊記』を貸してくれた友人は、三蔵×悟空派だったなー。