篁 釉以子 『妖しの恋の物語』
- 作者: 篁釉以子,史堂櫂
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 嵐の神である須佐王×17歳の人間の少年の邑
- 月の神である月夜観×火の神と獅子の精霊の子である輝津馳
という2つのカップルのお話が収録されていました。須佐王はスサノオ、月夜観はツクヨミ、輝津馳はカグツチ
と読むことから明らかなように、日本神話をモチーフとしたファンタジーです。
2作品のうちでは、キャラクター的には月夜観×輝津馳カップルが好みでしたね。ショタには関心の薄いたちなのですが、なんか輝津馳のアホの子っぷりが可愛くて。あとがきによると作家さん自身も輝津馳がお気に入りなようです。
それにしても表紙にキラキラのラメ加工をするレーベルってありますが、いつも普通でいいのに、と思います。