sorachinoのブログ

BLやラノベ、少女漫画、ロマンス小説、ミステリ小説、アニメ、ドラマ等のジャンルごった煮読書感想ブログ。お気に入り作品には★タグをつけています。ネタバレ多数、ご注意ください。コメント大歓迎です。不定期更新。

真瀬もと

真瀬もと 『背中合わせのくちづけ』 2~3巻

元心臓外科医の司法省の捜査官ウィリアムと、神父のオーブリーの話です。2巻終盤でウィリアムはオーブリーへの愛を自覚します。凄いのが、そこから全てを捨ててオーブリーを自分だけのものにしようと決意し、それを実行すること。あれだけ力を注いでいた亡妻…

真瀬もと 『背中合わせのくちづけ』1巻

31歳のぬいぐるみデザイナー×20歳前後の殺し屋のお話。舞台は禁酒法時代のアメリカ、ギャングスターの抗争が激化するシカゴとその郊外の湖岸の街エヴァンストンです。住む世界の異なる殺し屋を愛した攻めの懐の深さがハンパじゃなかったです。

真瀬もと 『薔薇の密書 アヴァンチュール1606』

謎めいた黒衣の代訴人ダニエル・ロシェが凄かった。彼はヴァチカンの依頼を受けて水面下で動き回り表舞台には立たない人物なのですが、自身の仕事を果たすために主人公の16歳の少女にもあまり容赦しないところが良いです。慇懃なのにやることは結構えげつな…

真瀬もと 『太陽は夜に惑う』

アラビア半島のペルシア湾に臨む架空の国を舞台にした小説でした。攻めのアーキルが魅力的でした。目的のためには受けすらも煙にまくような腹芸も出来るし、無駄口叩かずやるべきことをどんどんやるような有能さと冷静さも持ち合わせているし、粘り強いしね…