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sorachinoのブログ

BLやラノベ、少女漫画、ロマンス小説等の読書感想ブログ。お気に入り作品には★タグをつけています。どちらかと言うと新刊より古い作品に言及することが多いかも。ネタバレ多数。コメント大歓迎です。

縞田理理 『モンスターズ・イン・パラダイス』 全3巻

このお話は世界観がとてもファンタジックで魅力的です。 何気なくポクポクと道を歩いるセントールとすれ違ったり、食事の席でヴァンピールと隣り合ったり、スフィンクスとエレベーターに一緒に乗ったり、という生活を想像すると凄くワクワクするなぁ。いや、…

アニメ 『昭和元禄落語心中』 第9~13話

第9話 真打昇進と助六破門の回。退廃的なムードの中で抱き合う助六とみよ吉のシーンが艶っぽかったです。第4話で雨の降る日にみよ吉が菊の脚をさするシーンもそうでしたが、このアニメはアダルティーな雰囲気作りが上手いですね。直接的な性描写はないのに…

アニメ 『昭和元禄落語心中』 第5~8話

アニメ『昭和元禄落語心中』の第5~8話の感想です。いずれ原作漫画の感想記事も別途あげたいと思いますので、ストーリーについてはそちらで触れることとして、この記事では前回に引き続きアニメオリジナル部分についてを中心に書いていきます。 第5話 鹿芝…

アニメ 『昭和元禄落語心中』 第1~4話

雲田はるこさんの漫画を原作とする『昭和元禄落語心中』の地上波でのアニメ化は、1巻発売当初から漫画を買い続けてきて全巻揃えている原作ファンとしては本当に嬉しかったし、感慨深いです。 第一話から最終話までアニメは全話観ましたので、以下に各話の感…

えすとえむ 『ゴロンドリーナ』 1~5

闘牛素人をして一気に5巻の闘牛士漫画を読ませる魅力があるのですから、『ゴロンドリーナ』は凄い作品です。私はこの漫画を読んで初めて、思っていた以上に闘牛とは様式美を重視するものなのだと知りました。スペイン、闘牛、フラメンコ、エラ・クラシコ…な…

真瀬もと 『背中合わせのくちづけ』 2~3巻

元心臓外科医の司法省の捜査官ウィリアムと、神父のオーブリーの話です。2巻終盤でウィリアムはオーブリーへの愛を自覚します。凄いのが、そこから全てを捨ててオーブリーを自分だけのものにしようと決意し、それを実行すること。あれだけ力を注いでいた亡妻…

鹿乃しうこ 『君さえいれば…』

表題作の『君さえいれば…』は、親子ほどに年の差のあるリバカップルのお話。この作品の何が珍しいって、四十路を越えた男ヤモメの舅と、若く情熱的な娘婿との恋愛が描かれているところです。耕造と謙二郎は、同じ会社の上司と部下であり、戸籍上は義理の父と…

ジョシュ・ラニョン 『フェア・ゲーム』

舞台はシアトルとその郊外、FBI捜査官×大学教授。男子学生の失踪事件というミステリーと、主人公とその元恋人との復縁話、その二つが上手く絡み合ったお話でした。

ZAKK『CANIS Dear Mr.rain』『CANIS Dear Hatter 1~2』

米国籍の日系人×日本の帽子屋。この作品、物作りをする職人に対してのリスペクトが随所に溢れています。職人好きな方、働く男が好きな方、ニューヨークのファッションウィークやアパレルがお好きな方、年下わんこ攻めがお好きな方におススメです。

木原音瀬 『吸血鬼と愉快な仲間たち』 1

この第一巻では恋愛要素はほとんどなく、吸血鬼という特異体質の外国人主人公が日本という異郷で生活していく場所と親密な関係を築ける人を獲得していくというのが話の軸になっています。まさにタイトル通り『吸血鬼と愉快な仲間たち』なのですよね。“吸血鬼…

よしながふみ『執事の分際』

主従、下克上、執事、貴族、わがままな金髪美少年と萌え要素がこれでもか、とたっぷり詰め込まれています。中でも特筆すべきは主従要素。どSで有能な執事とお馬鹿な坊ちゃんという組み合わせ、そして夜の下剋上は面白いです。執事攻めのセリフはいちいちエ…

今市子『楽園まであともうちょっと』1巻

借金話なのに暗くない、むしろ明るくて笑えるコメディ路線ということで読みやすかったです。ユーモアのある台詞など笑える場面もたくさんあります。予想外のストーリー展開が多くて、この作品って群像劇としても凄く面白いです。

きたざわ尋子 『だまされたい』

攻めは詐欺師、受けはその異母弟という片瀬×深里シリーズの第一弾。良い意味でストーリーもキャラクター設定もこれぞ王道のBL!といいたくなるようなテンプレてんこ盛りな作品。私はこのシリーズ大好きです。この作品の何が好きって、ずばり攻めのキャラク…

榎田尤利 『きみがいなけりゃ息もできない』

幼馴染の裕福な美術商×売れない漫画家のお話。攻めの世話焼きっぷりが半端ないです。受けを自分の管理下に置いて部屋の掃除から体のメンテナンスまであれこれと面倒を見ています。

棚園正一 『学校へ行けない僕と9人の先生』

小中学校のときに不登校の経験を持つ著者が描いた自伝的な漫画。ああ、学校に行けない時こういうことを子供は考えているのか、と大変興味深いです。下校時間になると家の中から窓に張り付いて表を通る通学生たちを見る、というのがなんだかやけにリアルです。

高遠砂夜 『姫君と婚約者』シリーズ

なんといってもキャラクターがとても魅力的!アリィシアが明るくて元気いっぱいでパワフルなのに対して、無口で無表情で無愛想で偏屈で根暗なガルディアの組み合わせも面白かったです。そして、ガルディアの分身のような存在が次々と登場し、アリィシアが彼…

剛しいら 『ボクサーは犬になる   ドクター×ボクサー1』

外科医×ボクサーの年の差カップル。私は恋人になった第二話以降が特に好きです。絆を深めながら自分達の生活をどうやって守っていこうか、と二人が努力し合っている姿は読んでいて快い。

高遠琉加 『愛と混乱のレストラン 1』

舞台は高級フレンチレストラン、シェフ×支配人。受けと攻めの恋愛譚であるだけでなく、一軒のレストランを再興させるという一つの目標に向かってチームで一丸となって頑張るお話でもあって、その辺りが楽しかったです。それぞれが持つ技能と知識を活かし力を…

木原音瀬 『牛泥棒』

明治時代を舞台にした植物学者×下働きのお話です。年下主攻め、敬語受け。とても面白かったです。攻めの亮一郎は可愛気のある年下の亭主関白男っぽいです。「お前も俺に接吻しろ」とか、何故受けの徳馬が泣いているのかわからなくて「お前が作った夕餉を食わ…

桑原水菜 『赤の神紋』

小説家兼劇作家と舞台役者の物語。とにかく筆致が暑苦しい!でもその暑苦しさがクセになる!勝者と敗者、天才への劣等感と憧憬、凡人であるがゆえの苦悩、自ら模倣者になってしまった恥辱など、作家の連城をはじめとした登場人物達の生々しい感情が溢れてい…

志水ゆき 『レシピ』

攻めのカイヤが、策謀を巡らせて着々と受けの洸を追い詰めていく描写がゾクゾクしました。面白かったです。このお話の攻めはなかなか凄いキャラなので、とても怖いです。一見優しくて綺麗なお兄さんなのですが、腹の中は真っ黒。自分だって洸が好きなくせに…

ヨネダコウ 『どうしても触れたくない』『それでも、やさしい恋をする』

どちらかといえば私は『それでも、やさしい恋をする』の方がより好みでした。派手な事件は起こらなくても、描写が繊細なのでとても読ませるんですよ。 先に相手に恋をしたのは受けなのですが、彼の片思いが健気で泣かせます。受けはモテるタイプで恋愛事の経…

サクラサクヤ 『お稲荷さまのハニーバニー』 全3巻

人間に化けて男子高校生として暮らす野ウサギが主人公の作品。主人公の肉厚なウサミミにときめいて以来単行本で集めていました。 単に狐耳とウサミミのキャラがいちゃいちゃして終わるのではなく、もっとスケールの大きな話へと持っていこうとした点に作家さ…

水上シン 『利火羅』

『利火羅』は、短編ながら“蛮族”の捕虜、簒奪、父子間の対立、正室腹と側室腹の異母兄弟の確執など、ドラマチックなエピソードが多く詰め込まれています。一冊くらいかけて丁寧にストーリーを描いて欲しかったと思わないでもないのですが、短編だからこそ怒…

西烔子 『娚の一生』 全4巻

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)作者: 西炯子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/03/10メディア: コミック購入: 22人 クリック: 475回この商品を含むブログ (274件) を見る娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)作者: 西炯子出版社/メーカー: …

潮見知佳 『KEY JACK 1〜7』

KEY JACK 1 (きらら16コミックス)作者: 潮見知佳出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 1999/10メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る↑の画像は1巻だけ表示していますが、7巻まで読了済です。・主人公:御厨秋 不思議な力であり…

オノ・ナツメ 『リストランテ・パラディーゾ』

というわけで、イタリアはローマのレストランを舞台に、そこで働く人々の恋模様を描いている漫画です。年配の色気を描いていたということにただひたすらびっくりしました。 例えば、主人公の若い女性ニコレッタの恋のお相手である給仕長のクラウディオ。彼は…

山中ヒコ 『王子と小鳥』

確かにベタなんだけれど、このベタな素材を本当にうまく処理しているのが本書です。しかもあらぶものにありがちなどぎつさはなく、どこか作品全体に優しく切ない雰囲気が漂っていたのがとても良かったです。なんかこう、とても素敵な恋愛漫画読んだなぁ、と…

湊ようこ 『氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜』

氷雪王の求婚 ?春にとけゆくものの名は? (コバルト文庫)作者: 湊ようこ,由利子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/10/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (10件) を見る ヒロイン:アイリス・ティティス・ローレリアス(16)…

木下けい子『由利先生は今日も上機嫌』『由利先生と愛しき日々』

終戦後の昭和を舞台に、ちょっと意地悪なミステリ作家×おっとりした担当編集の日常が描かれます。鈍い受けに意地悪したり我侭を言ってみたりからかってみたりする攻め。彼は自分からいろいろちょっかいをかけて、しまいには手を出すくせに、なかなか自分の受…

藤たまき 『夏の名残りのばら』

ヴァイオリン職人を目指す少年・データと、同世代のヴァイオリニストの卵の少年ルースとの友情や成長を描いた作品です。舞台は北米の田舎町。藤たまきさんの漫画はどれもリリカルで透明感がありますが、少年の成長がテーマのこの本は特にその作風にぴったり…

高遠琉加 『観賞用愛人』

攻めが雪山の別荘という陸の孤島に受けを閉じ込めて、手を出すわけでもなくただひたすら見つめ続ける、という本作。その中で音無の身の上と気持ちが明らかになっていくわけですが、本書のキーワードは、タイトルに『観賞用』とついてるだけあってこの攻めの…

合田薫 『あやつれ』(『螺旋の素描』収録)

螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)作者: 会田薫出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと発売日: 2009/05/23メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る短編漫画。人形浄瑠璃の世界で、人形遣いの兄弟子と弟弟子との恋愛を描い…

トーリ・フィリップス 『道化師は恋の語りべ』

株式会社ハーレクイン、2007年7月1日。HQB−90。 翻訳:古沢絵里 原題は『Fool's Paradise』。 ヒロイン:エリザベス・ヘイワード(19) ヒーロー:リチャード・タールトン(28) 愛称:ディコン。 道化師は恋の語りべ (ハーレクイン文庫)作者: トー…

真瀬もと 『太陽は夜に惑う』

アラビア半島のペルシア湾に臨む架空の国を舞台にした小説でした。攻めのアーキルが魅力的でした。目的のためには受けすらも煙にまくような腹芸も出来るし、無駄口叩かずやるべきことをどんどんやるような有能さと冷静さも持ち合わせているし、粘り強いしね…

かわいゆみこ  『夢色十夜』全三巻

舞台は昭和初期。メインキャラクターは弁護士の倉橋千歳と、大学教授兼幻想小説家の鷹司惟顕。このシリーズは漂っている雰囲気がとても素敵です。昭和初期というちょっとレトロでロマン溢れる時代、華族や軍人がまだ存在した時代、幻想譚も違和感無く似合い…

草間さかえ 『はつこいの死霊』

特に手描きの背景はとても味があって良かったです。第一話で二人が住んでいたアパートやその周辺の住宅地は妙に生活感が溢れていたし、成長したトモが住んでいるラブホの裏に建つ建物の部屋とか何ともいえない魅きつけられるものがあります。142ページの工事…

長野まゆみ 『サマー・キャンプ』

近未来の日本の湾岸都市を舞台に、少年は自身の出生の秘密を知ります。湾岸の澄み渡るような空気感や仄かに見え隠れするキャラクター達の絆など不思議な魅力のある作品でした。少年と、家に出入りする男性獣医との関係は萌えますよ。

榎田尤利 『犬ほど素敵な商売はない』

デートクラブ所属の受けが犬、派遣先の客である攻めが御主人様となり、ごっこ遊びをする、というお話。閉じられた世界はどこか奇妙で歪んでいるけれど、そこに流れる空気は穏やかで、むしろ甘美ですらあります。すっごい萌えましたよ、この作品。

鹿乃しうこ  『Punch↑②』

建築家×型枠工のお話の第2弾。二人の心の結びつきが強まっていく様子がわかりますし、受けが攻めと出逢ったことによってとても幸せそうになっていたので萌えました。受けの初恋の人へのよろめきと攻めの嫉妬も、なんかこう凄くあ〜恋愛物を読んだなぁ!とい…

藤たまき 『遊覧船』

小説家×船着場の売店のアルバイトのお話。この『遊覧船』、乙女心をくすぐられるというか、なんだか凄く胸がキュンキュンする作品でした。漂う雰囲気は優しく、台詞もセンシティブでどこか切なさがあるし、受けも攻めも可愛いです。ギャグシーンも微笑ましく…

今市子 『幻月楼奇譚』 1巻

昭和初期、老舗味噌屋の若旦那と吉原の幇間という渋い職業の二人の、ちょっとホラー風味なストーリー。レトロで艶めかしい雰囲気が素敵です。客と幇間というだけの関係では無いけれど、恋人同士まではいっていない微妙な関係を楽しむのがこの作品の醍醐味な…

藤たまき 『アタ』

面白かったです。受けと攻めは幼馴染で兄弟のように1つの屋根の下で一緒に生い育ってきた二人。攻めは私立高校2年生、受けは一つ年下の書店員です。表紙や背景の繊細な美しさ、そして真っ向勝負の三角関係を堪能できる作品です。

松岡なつき 『センター・コート』 全3巻

米国人×日本人のプロテニス選手同士のお話。この作品、大好きです!二人が親密になっていく様子が丁寧に描かれている上、スポ根モノや受けのシンデレラストーリー、攻めのトラウマ克服&スランプ脱出物語としても面白かったです。

吟鳥子 『一人の王にさしあげる玩具』

5つの作品が収録された短編集です。どれも優しい御伽噺を聞いた後のような、柔らかい読後感のある作品ばかりでした。特に『一人の王にさしあげる玩具』『ある幸福な人の噺』が好きです。